沈没船遺跡の考古学:海のシルクロード 平塚市講演

2018年 10月14日(日) 木村 淳 (東海大学海洋学部講師) 海洋文明学科

沈没船遺跡研究・水中考古学調査は海洋考古学の一分野です。近年、東南アジアで、千年以上前の海のシルクルート交易に従事したペルシャ・アラブ系沈没船も発見されてきました。中国沿岸では12-13世紀に商船建造が盛んとなり、関連した沈没船遺跡や交易船の積み荷も発見されています。沈没船は考古遺跡であり、当時の航海民や海商がどのような船を使って海上交易に携わってきたかを現代の我々に教えてくれる。講演では、東南アジア・東アジア海域の交易史に関わる沈没船遺跡についてお話しいただきます。

http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/events/page83_00029.html